2019年1月20日、我らスタジオノア とレコーディング業界スタンダードのソフト、ハードの開発を行っているiZotope社とのコラボレーションセミナーが開催されました。
普段はバンドからナレーションまで幅広い収録を行っているレコーディングスタジオのサウンドアーツ1stを会場とし、セミナー告知をしたその日からたくさんの反響をいただき急遽2部制にするほどの大盛況となりました。

内容も予定していた2時間に収まりきらないほどボリューム満点、まずはSpire Studioの実演レコーディングから始まりました。
今回はギターとボーカルのダビングで、操作はとっても簡単でした。Spire Studioを近くに置いて演奏すると自動でゲイン調整。あとはワンプッシュで録音が始められて、ミックスも視覚的に行うことができて、お越しいただいた方々もすごく驚いていらっしゃいました。
曲作りの時はもちろん、バンドリハの時とかでも大活躍しそうな製品だと思いました。

その後、一度試すとやめられなくなるほど使いやすく素晴らしいプラグインのNeutron、Ozone、Nectar3の紹介をしていただきました。
それぞれのプラグインはTrack Assistant機能をはじめとしたAIをフルに活用した革新的なミックスを可能にしてくれるもので、時代の流れを感じさせてくれました。
これにも皆様驚きを隠せない様子で見入っていました。

最後は伝家の宝刀、ポスプロ業界では知らない人はいない、RXの実演です。
様々なノイズの入ったデモ音源を読み込み、視覚的に雑音部分を認識できてそこを選択、あとは正しいソフトを選んで削除するだけです。
これには皆様喫驚仰天。不可能に思えるノイズがあれよあれよと消えていきます。
さらに新たにRX7から導入されたMusic Rebalanceのデモも行っていただきました。
最先端なソフトで既存曲の2Mixからでもボーカルだけを抜いたり、ベースだけ音量を上げたりすることが可能になり、RXの本気を見せていただいた感じがします。

一通りデモンストレーションをしていただいた後にはご参加の方々からたくさんの質問がありました。もっと知りたい、使いこなせるようになりたいと思わせるセミナーをしていただき本当にありがとうございました。
今後もiZotope社の進化から目が離せません。